LAID BACK OCEANからベース・YUTARO、ピアノ・○貴が脱退

2013年6月4日、ピアノロックバンド・LAID BACK OCEANから重大発表がありました。

それはベース・YUTARO、ピアノ・○貴の脱退の発表でした。



2013年2月頃からライブ活動を行っておらず、特に目立った動きがない彼らから発表された内容は衝撃的でした。

ピアノロックバンドと銘打って活動をしているバンドからピアノのパートが抜けるというのは非常に重大なものです。

メンバーからのコメントは以下の通り。

この度、ベースYUTAROとピアノ○貴がLAID BACK OCEANを脱退することになりました。

メンバー全員で何度も話合った結果、この結論に至りました。突然の報告になり、大変申し訳ございません。

YAFUMI、KAZUKI、SEIJIは新しい音を求めてこれから先もLAID BACK OCEANとしての活動を続けていきますので、応援宜しくお願いします。

以下メンバーからのメッセージです。

http://laidbackocean.com/20130604.html


不在が実在するという感覚

悲しいけど
前に進みます

色んな感情を心に詰め込んで
また僕らはどこまでも透明になれるかな

どうやら
こういう風にしか生きられないみたいです

Ocean'sのみんな
少しだけ待っていて下さい

新たなる出会いに
想いを馳せながら

YAFUMI


度重なる話し合いの末、YUTAROと◯貴がLAID BACK OCEANを脱退する事になりました。

とても残念な報告になってしまいましたが
僕たちはLAID BACK OCEANとして同じ志を持ち、様々な困難と戦い、がむしゃらに突き進んできました。
真剣に音楽に向き合い、本気で表現してきたから生じた音楽性の相違。
自分の気持ちをごまかしながら音楽を続けていける程、器用な人たちの集まりではないし音楽に誠実でいたいという気持ちが強く、苦渋に満ちた最良の選択だと思います。

僕たち5人の行き先は少し変わっても、どうにかなるさ精神でへへへと笑いながら壁を軽々と乗り越えて行くでしょう。

心配ないさ!

LAID BACK OCEANの炎は未だメラメラと燃えてます!!

KAZUKI


いつも応援してくれる皆へ
そして「Ocean's」へ

突然の報告ですが「LAID BACK OCEAN」を脱退しました。
これからも、僕ららしく。

YUTARO


Ocean'sへ

この度、○貴はLaid Back Oceanから離れることになりました。

音楽を創っていく上で、ミュージシャン一人一人には明確に奏でたい音楽があって、その個性のぶつかり合いを経てバンドの音は発信されていくものだと思います。

いつしか、出来上がっていくバンドの音と自分の音、その相違が埋まらなくなりました。この状態で活動を続けても、自信をもってみんなに提供できる音、自分が満足出来る音を創ることは出来ないでしょう。

今、自分には純粋にやりたい音楽があります。

二年間という短い期間でしたが、自分にとってはなにものにも代えがたい幸せな時間でした。Ocean's、そしてこのバンドメンバーと音楽が出来ることへの感謝を1日たりともなくしたことはありません。その想いはこれからもなくならないでしょう、ありがとうございました。

○貴


◯貴とYUTAROがバンドを離れることになりました。

この数ヶ月、たくさん話し合いましたがもしかしたら、たくさん話し合い過ぎたのかもしれません。

それぞれが、Laid Back Oceanに真剣に向き合っていたからこそ今後バンドが向かうべき方向性の違いが鮮明になってしまいました。

2人にとって、きっと大きな決断だったと思います。応援してくれている人たちには申し訳ないけど責める気持ちは全くありません。

そして俺もLaid Back OceanをYAFUMI、KAZUKIと続けていくと決断しました。この先、どうなるかなんてまだわからないけどバンドという奇跡をそれでも信じたいと思います。

いつもありがとう。

Seiji

LAID BACK OCEANの前進のバンド・JELLY→というバンドがありました。

そのバンドのボーカル・YAFUMI、ギター・KAZUKI、ベース・YUTAROの3名を中心としたバンドがLAID BACK OCEANとなります。

そのため、ファンとしてはベース・YUTAROが抜けるということは非常に大きな意味を持つことです。

YUTAROはバンドの中でも非常に大きな部分を担っていました。

ベースプレイヤーとしてはもちろんのこと、
ホームページ、CD、ライブの物販のグッズなどバンドに関わる全てのデザインを担当していました。

ステージでも彼のベースプレイは非常に人気でした。
ベースプレイヤーの中では非常に特殊だったと思われます。
時にはギターよりも目立つベースプレイを魅せ、唯一無二の言葉通りのベースプレイヤーであると思います。

前身バンドもそうですが、彼の存在感は輝いていました。
個人的にも彼を非常に尊敬して、彼の考えるデザインは秀逸だと思っていましたし、デザインからイメージさせる音へのリンクも素晴らしいものがありました。

また、言わずもがなYUTAROはLAID BACK OCEANには欠かせないメンバーだと思っていました。



ですが、6月4日に発表された内容は誰もが予想だにしないものでした。



プレイヤー面、音楽性、ビジュアル面でも重要な部分を担っていたメンバーが抜けるというのは本当に寂しくもあり、切なくもあり、悲しくもあります。




また、ピアノ・○貴の脱退も大きいものです。

前述しましたが、ピアノロックバンドとして歩み始めたLAID BACK OCEAN。
そのピアノのパートメンバーが抜けるというのはほぼエンジンをなくしたも同然のような出来事です。

○貴はLAID BACK OCEANの中でも中心人物でもあり、バンドのメインコンポーザーとして役割を担っていました。

彼の奏でるピアノは繊細でもあり、大胆でもあり、アグレッシブでもあり、センチメンタルでもあり。
いろんな面を魅せるプレイヤーだったと思います。

だからこそ、彼の脱退は誰もが驚いたと思います。




個人的な思いは非常に残念の一言に尽きます。

まさかの発表であり、有り得ないような話でした。
ですが、結局は彼らを見送ることしかできません。

○貴のコメントから読み取ると、2人の脱退は音楽性の違いによるもののようです。

純粋にやりたい音楽がそれぞれにあり、それぞれの光へ向かって行ったのです。


メンバーは(当然のことながら)中途半端な思いで音を奏でていたわけではありません。
悩んで、彼らの行く末を考えた結果のことです。


まだ彼らの新しい動きや新メンバーの加入などはありませんが、ただ彼ら(YUTARO、○貴を含め)の新しい音を信じるしかありません。


バンドのリーダーでもあるYAFUMIが「少しだけ待っていてください」とあるように、しばらくしたら何か報告できることがあると思われます。



待ちましょう。
ただそれしかできません。

今まで彼らの音を信じて、彼らの思いに触れ、彼らの行く方向へ一緒に歩いてきました。

もう信じられないなら、それはそういうことだったんだと思います。
ですが、まだ見ぬ彼らの音を少しでも期待していた僕らがいたはず。

新しい音は今までの音とは違うかもしれません。

ですが、少しでも彼らのことを信じる気持ちがあるならば、その場所に一緒に手を伸ばしたい。

個人的にはそう思っています。


彼らの曲に「忘れる力」という曲があります。

そのままなら君は10年後も
せめて10年でも いいから昔に戻って
やり直したいと願うだろう
単純にそのタイムマシンで
戻りたかった過去が「今」だと
あなたが気付いたら
right right 今 何を 僕ら 選ぶのだろう?

歌詞にこうあるように、こんな悲しいことは忘れてしまいたいと思うけど、この選択が間違いではないと思って、LAID BACK OCEANの新たな船出を待ちたいと思います。


待ってるよ。
だから、新しい音を聴かせてくれよ。

心の箱

心の箱

Facebookページもぜひ!

【Hello, My Innocent.のLAID BACK OCEANのエントリー】