切なさに酔いしれる、the Birthday "爪痕"に聞き惚れているよ

Let our scars fall in love
photo By likeancientwallpaper

爪痕、と聞いて痛々しいものをイメージするかもしれない。

時に鋭利のようなもので切った傷よりも、
爪でひっかいた傷のほうが痛いこともある。

そして、それは音楽でも表現される。

the Birthday爪痕という曲がある。

その曲に聞き惚れたんだ。


"忘れてしまおうと思っていたけど
爪痕 消えなくて 消えなくて
"


切ない。
チバユウスケの歌は本当に切なさがにじみ出ている。

どこか少年のような、
どこか大人になりきれていないような、
彼の歌詞に背景がうっすらと浮かんでくる。


"限りなく夏が続くと思っていた
限りなく夏は続くと思っていた
"

この歌詞が曲の中では何度も繰り返される。


これまた切ない。
夏から秋になる切なさ。





きっと何かが別の何かになることっていうのは切なさを一緒に生んでいるんだと思う。


そんな爪痕というthe Birthdayの曲。

ぜひYouTube
iTunesで聞いて欲しい。


ちなみに、この曲はシングル曲"なぜか今日は"のカップリング曲であり、
アルバム"I'M JUST A DOG"の曲にも入っている。

今までのthe Birthdayというバンドの歴史の中でも、
カップリング曲がアルバムの中に入るのは珍しい。


ぜひ、この切なさに聞き惚れて欲しい。

そして、爪痕を感じて欲しい。

なぜか今日は(初回限定盤)(DVD付)

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I'M JUST A DOG (初回限定盤)(DVD付)

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