LAID BACK OCEAN 3rd mini albumリリース記念ライブ「心の箱」at SHIBUYA BOXX 2012.08.21


photo from official site.

8月22日(水)に3rd mini album「心の箱」を
リリースするピアノロックバンド・LAID BACK OCEAN

※追記:アルバムのレビューはこちら
あなたの心をノックするピアノロック。LAID BACK OCEAN 3rd mini album「心の箱」 - Hello, My Innocent.

リリースを記念して
SHIBUYA BOXXにて行われた
レコ発ライブ「心の箱」。

平日にも関わらず、
チケットはソールドアウト。

今回はアルバムと同タイトルが付けられた
プレミアムライブの模様をレポート。


LAID BACK OCEANにとって
初めてのライブハウス・SHIBUYA BOXX

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300人弱入るハコは開場と共にすぐにいっぱい。

S.E.が鳴り響き、メンバーが登場。
Vo. YAFUMIは「心の箱」で使用された青色の箱をかぶって登場。

1曲目はライブタイトル、
アルバムタイトルにもなっている
心の箱」からスタート。

美しいピアノの旋律。
ピアノロックバンドとしての真骨頂サウンドに始まる。

「自分の生き方は自分で決める!」の決まり文句で始まる
MY STORY」では会場のボルテージが一気に上がる。
今回のアルバムにも収録されており、ファンにとっては待ちに待った曲。

新曲「最初の日 最後の日」では変調ながらも
メッセージ性の強い歌詞が胸に刺さる曲。
Gt. KAZUKIのギターソロが見せ場だった。

新曲「僕のかわりに」、「せんたくのじゆう」と
ファンのクラップで会場が一体感に包まれる。

彼らの曲は心も体も揺られる曲が多く、
曲と一体になれるのが魅力的でもある。

バラード曲「永久歯」では
ライブアレンジがなされており、Vo. YAFUMIとPf. ○貴とのセッションは
胸に染みこんでいく切なさがたまらなかった。涙ぐむ人も多くいた。

後半戦は攻めの曲を中心に選曲されており、
STAR RAIN ~空のおちこぼれ~」、
疾走感が溢れる新曲「忘れる力」、
何も起こらない日の希望」と怒濤のラッシュ。

終盤はファンにとってはおなじみの曲、「サーチライト」。
今までになかったコールアンドレスポンスが取り入れられ、
より盛り上がる曲へと進化していた。

「ピアノロックで踊れるか!」と煽りを入れ、
カップラーメンジェネレーション」では
会場の盛り上がりは最高潮に達した。

ラストは「TOKYO -no turning back now-」。

ゆったりとしたリズムと
力強いサウンド
彼らの決意の曲だと感じた。

まっすぐ未来を見つめる瞳。
体でそれぞれの音を鳴らし、
もがきながらも一歩一歩を進もうとする
その姿が音から感じられた。

ライブはここで終了。

アンコールが鳴り止まぬ会場。
終演のアナウンスがあっても、
ずっと鳴り止まぬコールが印象的だった。

LAID BACK OCEANの現在進行形

ざっとライブの模様を書いたが、
今回の「心の箱」と名付けられたライブでは
LAID BACK OCEANの進化を見た。

アルバムを作った先に見えた到達点。

感情を両手で振り回し、
全身で表現をする。

静と動の表現は
ピアノロックにより昇華され、
ライブ自体が1つの航海をしているようだ。

穏やかな海もあれば、
時折激しい雨もあり、
美しい夜空に切なさを感じ、
にぎやかな港町に着き、
また新しい航海へ出る。

ライブで表現されていたようだった。

そして、実験的なことも今回も取り入れられていた。

例えば、Dr. SEIJIは「僕のかわりに」では
アコースティックギターを弾く場面もあり、
新しい見せ方を常に模索している彼ら。
こちらを飽きさせない演出が散りばめられていた。

終盤にメンバー全員のMCがあった。
(非常に珍しいことだ!)

どのメンバーも今回のアルバムは最高傑作と太鼓判を押していた。
必ず心に刺さる曲が入っている。
ぜひ聴いて欲しい、とBa. YUTAROもいつもは話さないが今回のMCでは熱く語っていた。


ピアノロックバンドとして
1つの場所に辿り着いたLAID BACK OCEAN。

彼らはピアノロックバンドとして
現在進行形で進化を続けている。

今作の心の箱はどの曲も心に響く曲であり、
例えるならば、心に染み入るものばかりだ。

そして、そんな彼らのワンマンライブツアーが決定した。

彼らの紡ぎ出す物語をぜひ体感して欲しい。

1,200円
(2012.08.29時点)
posted with ポチレバ

SET LIST

  1. 心の箱
  2. wataridori
  3. MY STORY
  4. 最初の日 最後の日
  5. フライデーナイトアイデア
  6. 僕のかわりに
  7. せんたくのじゆう
  8. 永久歯
  9. STAR RAIN ~空のおちこぼれ~
  10. 忘れる力
  11. 何も起こらない日の希望
  12. サーチライト
  13. カップラーメンジェネレーション
  14. TOKYO -no turning back now-

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