imagineスタジオでのプレミアムライブ。LAID BACK OCEAN 公開レコーディングレポート
ピアノロックバンド・LAID BACK OCEANの
公開レコーディングが行われました。
その場所はニッポン放送・imagineスタジオ。
スタジオには抽選に当選した約120名のファンが集まりました。
ライブとは違う
公開レコーディングというイベント。
imagineスタジオで公開レコーディングが行われることは異例とのこと。
そんなプレミアイベントの模様をレポートしてみたいと思います。
スタジオはライブ会場とは違い、
薄暗い照明と間接照明。
BGMにブルースが流れていて高級感が漂う感じ。
ライブでは
いつもスタンディングだが、
今回は座席と立ち見。
今回の公開レコーディングは二部構成で行われたので
分けてレポートしたいと思います。
第一部：MCが多めでアットホームな雰囲気
Dr. SEIJI、Pf. ○貴、Ba. YUTARO、Gt. KAZUKI。
メンバーがそれぞれ入ってきて、セッションから始まる。
スタジオという場所ということもあり、
音の聞こえは全然違っていました。
スタジオという場で音を聴くことがなかったので新鮮な感じがした。
セッションが終わり、Vo. YAFUMIが入ってきて
1曲目はSTAR RAIN〜空のおちこぼれ〜からスタート。
ライブのように激しくもなく、
ステージ以上に近い距離にファンがいるからか
ライブ以上に聴かせるという感じが伝わってきた。
2曲目は新曲・Seven Wonder。
ドライブに合いそうなノリノリのナンバー。
さらに続いて新曲・SHA LA LAは
グルーブ感が高く、特にベースが印象的なナンバー。
サビ部分の繰り返す"SHA LA LA"はライブで盛り上がりそうな1曲になりそうだ。
そして、ここからはメインの公開レコーディングがスタート。
楽曲は"カップラーメン ジェネレーション"
メンバーの各パートを1人ずつ演奏していく。
ドラム、ベース、ギター、ピアノ、ボーカルの順に1人ずつ。
ギターは広がりを持たせるため、重ねて録音を。
そして、リリースされているアレンジとは違って、
Gt. KAZUKIの男気あるギターソロプレイに会場は盛り上がった。
最後に全てを重ねたものをみんなで聴くと
当然ながらきちんと1つの曲になっていた。
ライブのアレンジとも違う
公開レコーディングアレンジは
とても貴重なアレンジ。
ここで第一部が終了。
第二部：核となる新曲を披露＆レコーディング
第二部はせんたくのじゆうからスタート。
この部分もレコーディングが行われているのか、
ファンはクラップでレコーディングに参加。
続いてTOKYO -no turning back now-。
Vo. YAFUMIの声は
語りかけるように
1人1人の耳に届けるように。
サビは大合唱して、みんなでメロディを作り上げた。
「今回はこの曲のためにここでレコーディングをするようなもの」と
始まったのは新曲・IMAGINE。
MY STORYを彷彿させる疾走感溢れるナンバー。
ファンは新曲に耳を傾け、リズムに乗り、体を揺らしていた。
公開レコーディングということもあり、
間違えてしまい、何度か録り直しも行われたが、
これも公開レコーディングの醍醐味。
それに続き、何も起こらない日の希望につなぎ、
サーチライトではサビの部分を大合唱。
ラストは新曲・その歌の名。
一度だけライブで披露されたが収録されることがなかった1曲。
とあるエピソードを基に作られた1曲。
ミディアムテンポでこれまた聴かせる1曲となっている。
目の前のファンの心に届くことを想像しながら
演奏する彼らはじっくり、じっくりと音を紡いでいた。
いつものLAID BACK OCEANとは違うプレミアムなライブ
まさにプレミアムライブ。
ライブステージとは比べものにならないぐらいの至近距離。
メンバーが手を伸ばせば届く距離で演奏している。
何の垣根もない同じ空間で音に浸った時間だった。
今回はLAID BACK OCEANとして
誰もしたことがないことをするというコンセプトの基に行われたイベント。
ライブのように魅せるLAID BACK OCEANではなく、
ファンとの距離をグッと近くさせる時間だった。
今回披露された曲の半分が新曲。
また新しいLAID BACK OCEANがここにあった。
今までにないノリノリなナンバーもあれば、
ピアノロックを突き詰めた激しさと美しさが調和する曲もあった。
ライブハウスのようなたくさんの人数は入ることができなかったが、
今回のレコーディングで収録された音源は
必ず今後パッケージングされて世に出るはずだ。
今日来れなかった人はその時まで心待ちに。
そして、今日来た人は今日聴いた曲を胸に。
