THE PINBALLS LIVE at 渋谷屋根裏 2013.1.27！2013年初ライブに彼らの熱と切なさを知る。

衝動的なロックを魅せるロックバンド・THE PINBALLS。

2013年の初のライブは渋谷屋根裏にて行われた。
今回はその様子をレポート。

S.E.が鳴り響く会場、そのステージは赤のライティング。
彼らの胸に潜む色のようだった。

続々とメンバーが登場。
緊張感が漂うステージ。そして放たれる。

スタートは"I know you"
ダンスナンバーにオーディエンスも揺れる。

そして、ロックナンバー"ten bear(s)"。
力強い音が会場に響く。

次は新曲"CARNIVAL COME"。
切なさと熱が伝わってくるギターから始まる。
サビのメロディが印象的で今年の彼らの目指す道しるべになりそうな曲だ。

その流れで"yeah yeah yeah"。
心躍らせるベースラインがたまらない。

"蛇の目のブルース"ではじりじりと這ってくる蛇が全身にからみついてくるように脳に響く。

中盤戦までは彼らの心にある衝動的な部分を魅せたが、
後半戦はさらに攻める。

ハイスピードチューン"サイコ"で一気に熱を放つ。
オーディエンスと共に一緒に放たれるソウル。

さらに追撃して"アンテナ”、"悪魔は隣のテーブルに"と立て続けに披露。
彼らの攻撃的な部分と切なさを含むこの曲は彼らの今も昔も真空パックしている曲とも言える。

ラストは"プリンキピア”。
これでもかというぐらいに攻め続けるメンバーの姿勢。

あっという間のライブは終了。
今日は全てが立て続けに攻めていた。
2013年の始まりとは思えないぐらいに彼らは攻撃的に魅せていた。

だが、THE PINBALLSは切ない。

今日のライブステージを見ているとそう思えて仕方がなかった。

そう感じるのは彼らの音を放つ時の存在にある。
彼らの存在、1つ1つに感情が注がれている。

切なさは胸に訴える何かがある。
彼らの存在にはそれがあると今日感じた。

どれだけ彼らが音を鳴らし続けてもその切なさは変わらない。
常に放つ情熱と切なさは変わらず、ここにある。

胸に訴えるその切なさがある限り、彼らはロックで魅せるバンドなんだと思う。

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