【雑記】あの頃の自分と今の自分の距離

どうも、たかしんぐ(@takashings)です。
今日は雑記。

年末年始、実家に帰っていました。
その時に思ったことをちょっと書いてみようかな、と。


今回、実家に戻って友だちに会いましたが、みんな変わっていない感じでした。


小さいときには毎日が楽しくて、明日はどうする?とか他愛もない話ばかりしていました。
ですが、年を重ねるに従って、話す内容も変わって、家族のことだったり、将来のことだったり、仕事のことだったり。

見た目は変わっていなくても、中身は変わっていて
いつまでもあの頃のように楽しいことばかりの話はないわけで。


大人なようで、大人ではない感じ。
同じ時代を生きた同士。


一部の感覚はあの頃のままだったりもするわけです。


中学生の同級生は中学のまま。
高校生の同級生なら高校のまま。

だけど、送られてくる年賀状はあの頃と違って子供の写真や結婚式の写真。


自分の見えないところでストーリーは紡がれていて、それぞれに生きている。


その中で残酷な現実を抱えていたり、どうしようもない悩みを抱えていたり。
いつまでも同じだと思っていたあの頃はどっかにいってしまっているわけです。


あの頃の感性が残っている自分は子供のようで、なんだか寂しくもあり、恥ずかしくもあり。
いつまでも大人になりきれていない自分がいます。

大人になることが必然ではないんだろうけど、なんだか自分はこのままでいいのかなとか、このままで未来を作っていけるのかな、とかいろんなことを考えました。

友だちに話をして「お前はすごいな」なんて言ってくれるけど「オレなんかよりお前の方がすげえよ」と言いたくなる。


自分では気付いていないあの頃とは違う何かがあるのかな。
あの頃と今の自分との距離があるのかな。

それは進んでいるのか。
はたまた置き去りになっているのか。


自分という存在はいつまでもここにいたから、距離なんてあるわけないけど。


オレはオレなんだよ。いつまでたっても。
なんて叫んでも、どっか虚しさもあるわけで。


あの頃描いていた未来は現実に常にかき消されて、目の前にはリアルが広がっていく。


虚しさも、憧れも、懐かしさも、悲しみも喜びも。




あの頃の自分と今の自分の距離はないのかもしれないけど、いろんな感情が連なって目を覆うばかり。
手探りの現実と1秒先の未来。


時にはセンチメンタルにもなるさ。
そんなこともなく、ただただ楽しいことばかりがある世の中じゃない。


笑顔であっかんべーして昔の自分との距離を離して、「追いつけるもんなら追いついてみろよ」なんて粋がって今の自分が言えたらいいのに。



あの頃と変わらないのは窓から見える風景。
厳しい冬の寒さの中にある透き通った空気はあのまんま。




それだけはなんとなくわかった気がした帰省でした。