Don't Trust Over Thirty 〜30を過ぎたやつを信じるな〜

Friday Night Fever!
photo By Wishard of Oz

雑記。
ちょっと綴る。

フライデー。
今日は金曜日。


自分の好きな歌に
"フライデーナイトアイデア"という曲がある。

高速道路を風になったように
駆け抜けるビートに揺られて
心が夏色に溶けていってしまいそうな曲だ。

ピアノの旋律とギターのグルーブが
本当にいい絡みをかましていて、
それに乗っかって、お酒を飲んじゃいたくなる。



ちょっと話はそれるが、
季節は夏に少しずつ近付いている。

去年の7月か8月ぐらいに
自分はこの世からいなくなっているって思っていた。


夏には自分の誕生日が控えている。

もうすぐで30歳になる。

自分がここまで歩んで来ていることが正直信じられない。

ぼんやりと自分は20代で死ぬと思っていた。
才能あるロッカーは若くして死ぬって思っていたけど、
どうやら自分は才能もないし、ロッカーでもないらしい(苦笑)


そんな自分が20代をもう少しで終える。
どんな気分なんだろうか…と考えても答えなんて出なかった。


19歳から20歳になる時に
自分は何か焦りを感じて、
友達に電話をかけまくった。

もう少しで20歳になるよ!

変な焦燥感が心を纏って、
いつの間にか気が付いたら
とうに日付が変わっていた。

30歳になっても自分は何も変わらないと思う。


服装も、
考えも、
これからも、
何もかも。


相も変わらず、
実年齢よりも見た目を若く見られ、
相も変わらず、
ガキっぽいことをうだうだ言って、
相も変わらず、
詩的な文章を綴っていくんだろう。



人間は変わらないために変わるんだ。

目に見えない部分に変化ってもんがあって、
その些細な変化の中に真理があり、
その集合体がいつの日か結晶になって、
それが心にスーッと溶けていって成長っていうものになるのかなぁ。



人生は大切なものを見失って、
でも、時にその大切なものをまた手に入れて、
でもって、その大切なものをまた探して。



人生って本当にいろいろあるよな。



そんな人生をどっかで誰かの映画みたいに見ていて、
短編映画と勝手に予想していて、
20代で終わると思っていた。

それがもうちょっと長く上映されるかもしれない、と感付いた。



30歳を手前にまだ自分を信じるための言葉を探し続けています。


人生自体にリセットは効かないけど、
リセットのかかるものはこの世にはたくさんある。

いわゆるリスタート。

おおいに結構。


まぁ、始めよう。
何から始めよう。
ジグソーパズルを作り始めるように、
どこから作り始めようか。


そんなことを考え始めるフライデーナイト。

こんな夜にアイデアなんて降ってくるかどうかもわからない。


だけど、目を閉じれば、
高速道路を駆け抜けるイメージが飛び込んでくる。


その駆け抜ける風になって
いつだってさ、
どんなものにもなれそうな気がする
フライデーナイトアイデア


こんなことばっか言っている30を誰が信じるだろうか。



Hello, My Innocent.

いつだって自分の純粋な部分に問いかける。
失っちゃいけないと信じているものがある。

そのために生きていくのも
それはそれでロックじゃね?

きっとアルコールが入っていた方が
もっとマシな言葉を書けたのに、
なんかこんな駄文をたまには書いてみました。


明日はいろんな人に会えるよ。
こんなことしか言えない僕ですが、どうかよろしくお願いします。