彼らの宇宙旅行は始まったばかり。未来を予感させるライブ:THE PINBALLS LIVE at 下北沢CLUB QUE 2012.05.30
2012年4月18日に
2nd mini Album"100 years on spaceship"をリリースした
THE PINBALLS。
そのレコ発ライブが
下北沢CLUB QUEにて行われた。
ライブはVo. & Gt.古川の歌が響き渡る
"蛇の目のブルース"から始まる。
ゆっくり揺られるリズムに
リズムとメロディ。
じわりじわりと這ってくるサウンド。
その後、
"サイコ"、"ten bear(s)"、
"アンテナ"とライブではおなじみの
ナンバーを立て続けに披露。
アレンジもライブで
どんどん変わっていく彼らのサウンド。
それを毎回のライブで魅せてくれる。
「聴いて欲しい曲がある」と言って始まった
スローナンバー"ニューイングランドの王たち"。
まっすぐな瞳の先にある
何かの風景の先に連れて行ってくれる気がした。
ライブ中盤戦。
Gt.中屋から始まる"ICE AGE"。
ライブでのICE AGEの疾走感が溢れていた。
そんな攻め続けるサウンドに心が揺れ動く。
「暗い歌だけど、未来を変えていこう」という
メッセージを込めた"地球最後の夜"、
そして間髪入れず"悪魔は隣のテーブルに"を披露。
ラストは"HORRORS OF THE NIGHT"。
ラストに向けて一気にオーディエンスをなおも煽り続ける
彼らのアグレッシブさと鋭い視線はぶれることはなかった。
そしてアンコールは名曲"ダンスパーティーの夜"で終わりを飾る。
いつでも彼はまっすぐだ。
"ダンスパーティーの夜"の歌詞にもあるが、
It's ok just a little party
under the moonlight
I wanna fall in love with you
It's ok 明日のパーティーは パーティーは
君といられれば ダンスさえもいらない
愚直までにストレートな思い。
あの場所にいた全てのオーディエンスに
この思いは届いたんだと思う。
リズムとロックに揺られて
熱いステージを魅せてくれた
THE PINBALLS。
また次のライブも見たいと思えるライブだった。
まだ彼らの軌跡を
見ていないのであれば、
ぜひ見てみて欲しい。
これから彼らはロックという宇宙船に乗って
素晴らしい旅へ向かうところだから。
乗り遅れないように、ぜひチェックしてみて欲しい。