遠い空の下と夢の間

TOYAMA'S SKY AND CLOUD

今日は雑記。

夢を見ました。
あまり覚えていないですが、
かすかな記憶を辿っていくことに。


どこか自分は知らない場所にいました。

周りにあったものから察するに、
どこかの民家でした。

何かから逃げていて、
身を潜めていたんだと思います。


危機迫る張り詰めた空気。

そこに誰かが目の前に現れて、
倒れ込んできました。


それは自分の母親でした。

顔はミイラのように頬がこけていて、
悲痛な顔をしており、
僕の名前を呼んでいた…気がしました。


あまりにも衝撃的な夢だったので、
そこで目が覚めました。


脳裏から離れない映像だったので、
そこからしばらく眠れませんでした。



孝行のしたい時分に親はなし」と言いますが、
その言葉の持つ意味がじんわりと胸に染みこんでいくのを感じました。


母親は富山の実家にいます。

話そうと思えば、電話で話せます。
メールもなんとか打つことができます。

しかし、直接会える機会は年に数えるほど。


自分はあの人に何ができるんだろう。


祖父に対しても、祖母に対しても
自分は何もしてあげられなかった気がします。


自分が好きだった家族が亡くなるときには
いつも自分はすぐに駆けつけられなくて、
家族の中で最後に涙をいつも流していた気がします。



あの人に対しても同じになってしまうのか。

そう考えると、
すごく切なくて
悲しい気持ちになります。



親に元気な顔を見せるだけでも
親孝行だよ、と誰かが言っていた気がします。

だけど、それじゃなんだか足りない気がする。

でも、親孝行って何をしてあげたらいいんだろう。




そんなことを悶々と考えていた1日でした。



仕事に追われ、
時間に背中を押され、
焦燥感を背負い、
いつの間にか時計の針は真上を指している。


ため息をしちゃいけない、と
無理矢理深呼吸に切り替える。


遠い空の下と
夢の間。


揺れている。

心は揺れているよ。