完成されたものなんてこの世界にはないと知った。

The Cult of Done Manifesto


私事でありますが、
非常に頭が固い部分あります。

"これはこうじゃなきゃいかんだろ!"とか
1つの思考が頭の中でできたら、その考えから脱却するまで時間がかかることも。


仕事をする中で、
ここはこうじゃないの?って思うこともあるけど、
みんなで仕事をやっているので、自分の思っている通りにはいかないことも。

それはそれでいいんだけど、
自分のこととなると話はまた変わってくるわけで。

自分はこうありたい、と思ったら
そうじゃなくなるまで悶々とし続けるところもあるのです。

んー、不器用過ぎる自分…。

そんな自分が最近ちょっと心が軽くなったことを書いてみたいと思います。


トップの画像はこのサイトから拝借。

http://www.brepettis.com/blog/2009/3/3/the-cult-of-done-manifesto.html

ものごとをやり切るための法則なるものが書いてあります。

翻訳に関してはこちらの記事を参考にしていただければ、と。
(非常にわかりやすい翻訳です)

やりきる法則を図解した『Done Manifest』が素晴らしい | IDEA*IDEA


その中の2番目の項目が心を緩ませました。

Accept that everything is a draft. It helps to get it done.

翻訳すると、
"世の中の全ては完成品ではない。
それを知っていることであなたはものごとをやりとげやすくなるでしょう。
"
というところでしょうか。



極端かもしれませんが、
本当に世界ってこの通りなんだと思います。

完成されたものなんてどこにもないんだと思います。
それは人間でもそうですし、美術品などの芸術でも同じだと思います。

未完成品だからこそ、
誰かと誰かの手を取り、助け合うんだろうし、
(日本人ならではなのかもしれませんが)未完成な部分に何か別の美しさを見出すのかもしれません。



自分はこうあるべきだ、と思っていたその先っていうのはいわば完成品。
自分は完成品を求めていたのかもしれません。

ですが、世の中のものが未完成品ということであれば、
完成品なんてものはどこにもないのでしょう。


それよりも、以下に自分の形を作るか、ということをしなくてはいけないな、と思いました。
それは完成品というものに近づけるってことじゃなくて、
いかにオリジナルか、という意味で。



ここ最近、いろいろと考えることが多かったので、
この言葉はちょっとだけ背中を押してくれました。

自分は何かになるのではなくて、
自分の形をどう変化させていくか、ってことを意識しないといけないんだな、と。



なかなかうまいこといかないかもしれませんが、
もがいてもがいて、自分の形を作っていきたいと思います。