THE PINBALLS LIVE at 名古屋 HEART Land STUDIO 2011.10.16

THE PINBALLSの快進撃は続いている。

THE PINBALLS LIVE at 名古屋 HEART Land STUDIO.

ツアー後半戦。
名古屋は2マンLIVE。

数々のバンドの歴史が詰まった場所。

名古屋は熱く燃えた。

19:30。
おなじみのS.E.がかかる。

THE PINBALLSのボルテージが上がる。
客席の温度も少しずつ上がる。

最初の曲は"サイコ"。
速いビートを切り刻む。

一気にテンションが上がる。

ツアー中、多くの空気を吸ってきた彼ら。

喰いかかるような目が鋭い。


上がったテンションのまま、
2曲目は"I know you"。

以前のライブよりもテンポが上がったか、
一層ダンスチューンになっている。
体を動かさない理由はなかった。


そして、未発表曲"蛇の目のブルース"。
夜を少しずつ焦がしていく静かな激しさに
会場の流れも変わってくる。


THE PINBALLSのホームは東京である。

名古屋はいわば、アウェイな場所である。
名古屋でのライブは数本しか経験もないが、
彼らはそんなことなどお構いなしにひたすらビートを打つ。


"yeah yeah yeah"、"十匹の熊(ten bear(s))"、
"プリンキピア"と一気に激しい曲を畳み込む。

これでもかというぐらいに
曲を重ねるごとにロックが転がる。

"アンテナ"でそのテンションは炸裂した。

会場はアウェイであろうがなんであろうが、
もうTHE PINBALLSのものになっていた。


後半のゆったりとした曲、
"ニューイングランドの王たち"では
それまでの空気を真空パックに詰め込むように
しっとりと歌い上げていた。


ラストは"ダンスパーティーの夜"。

激しくも儚げな時間が終わってしまう。
それを忘れないために踊ろうと言っているかのようだった。


THE PINBALLSのライブは
完全に名古屋のオーディエンスを虜にした。

彼らのライブはライブを重ねるごとに
成長している、と肌で感じた。



東京でのツアーファイナルまであとわずか。

2011.10.28
Shibuya Milkyway

ツアーファイナルに期待をせずにはいられない。
きっと最高の夜になるに違いない。

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1. サイコ
2. I know you
3. 蛇の目のブルース
4. yeah yeah yeah
5. 十匹の熊(ten bear(s))
6. プリンキピア
7. アンテナ
8. ニューイングランドの王たち
9. ダンスパーティーの夜
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