生きていることを飲み込まれてたまるか

One Big Sky View

この写真を撮ったのは、
先週帰省した際に利用したバスの移動で寄った
"ひるがの高原サービスエリア"というところ。

せっかく寄ったんだから、
何か写真を撮ろうということで
空にカメラを向けたら…。

空を見上げて感じたこと、書いてみます。


生きること。


それはもしかしたら、
とってもちっぽけなことなのかもしれません。


自然の中で生きているということ、
いや、生かされているということを
改めて思いました。

周りを見渡せば、
風、草木、花、山、雲と
人間が作ったものなんて
本当に一部しかありません。

人間が作ったものと
日々静かに潜みながらも
広がっていく自然の領域の中で
僕らは存在しているわけで。



自然は勝手に自らを壊したりしません。
ただ広がっていくだけ。

人間はその広がっていく自然を壊して、
何かを作って、自分たちの領域を守っている。



とてつもなく大きなものを見る度に、
自分の存在っていうのはほんとにちっぽけなもので、
もしかしたら、自分のしていることなんて何の役にも立ってなくて、
生きている事実さえも飲み込まれてしまいそうな存在。




生きることってもしかしたら、
自然の一部なのかもなんて。



自ら壊すことなく、
広がって、
形を変え、
うねりをあげて、
営んでいる。


それってまさに自然みたいで。


ちっぽけだけど、
簡単につぶされそうだけど、
どっかとてつもなく大きなものに向かって、もがいて、それでも進んでく。


生きるっていう事実、飲み込まれてたまるか。