まだ忘却には早過ぎる、その時間と空間の距離

candlelight in the dark

6月11日(土)が終わろうとしている。
また1ヶ月が経った。

時間は誰が呼び止めても
まったくこっちに見向きもしてくれず、
ただただ同じリズムでチクタク刻んでく。

東日本大震災

あれから3ヶ月が経った。

みんなはどう思っているんだろうか。


うちの職場はビルの最上階。
もし震度が弱い地震が起きたら
気持ち悪いぐらいに
ぐわんぐわん揺れて、
地震があったことを感じられる。

だけど、それとは反対に
地震があっても
周りの人たちは
もう驚かなくなっている。

不安に思う人はほぼ周りを見てもいない。

いつからこんな風になったんだろうか。

今年の夏は節電しなくちゃね…なんて
言っているけれども、事の発端は
何かわかっているんだろうか。


時間が流れていくように
この雰囲気もまったくもって
自然になってしまっている。


忘れようとしているのか?
それとも、忘れているのか。



まだ3ヶ月という
震災があってから
短い間で国は何ができたんだろう。

こんな時に
解散やら辞任やらと
言っている場合じゃない。


もし仮に首相が変わったとして、
日本が変わらなかったら、
もう日本という国は
何も変われないと思う。

ちょっと悲観的になってしまうけれども、
それが今のオレの思っていること。


どうなってしまんだろう?って
思うばかりだ。



こうやって
また1秒刻一刻と
時間はチクタク。


こうやって
毎月11日の日に
同じ話をするのも
もうずっと続けていく事でしょう。

忘れようとしていることと
忘れることは違う。