THE PINBALLS LIVE at Zher the Zoo YOYOGI 2011.06.10

1ヶ月ぶりのライブ。
音楽って素晴らしい。

やっぱり音楽はCDよりも、
この肌で感じた方が
より音と心が密着している感じがする。

そんなライブだった。

THE PINBALLS LIVE at Zher the Zoo YOYOGI 2011.06.10 のライブレポート。

THE PINBALLSは大阪、京都、名古屋、東京と
ライブツアーを行っていて、
今日のライブはまさにツアーファイナル。

前とは違うTHE PINBALLSを期待していた。

彼らは自分の期待以上だった。

突き詰めている感じがした。

彼らの音は1つ1つ形つくられて、
例えるならば、音の1つ1つがしっかりと命を持っているようだった。
そして、前までにあった荒々しさというものがなくなっていた。

いい意味での荒々しさではなく、
彼らの場合はキャリアが長いバンドではないので、
そこまでの領域に達していないが、そういうことなのだ。

Vo.古川くんの声も前以上に透き通っていて、
とても歌詞の持つ強さがこっちまで伝わってきた。

Gt.中屋くんも前までの激しさはそのままで、
奏でる音の作りがしっかりとしていた。

Ba.森下くんは(おそらく)ベースの音を変えたんだと思う。
それがしっくりきているのか、今回のライブはかなり聞きやすかった。

Dr.石原くんが一番成長というか、
うまくなったな、と本気で思った。
彼の叩くドラムがいきいきしているように見えた。

彼らは本当にストイックだ。

彼らの音は日々、輝きを増している。

いろんな音楽レビューサイトでは
ガレージバンドだとか、
ロックバンドだとか言うが、
バンドである以上、ライブの良さ
がバンドとしての価値を形作っているところはあると思う。

彼らはまだインディーズだ。
キャリアも浅い。

だから、彼らはまだまだなのだ。

だが、
それ以上に、
浅いからこそ
持てるものもある。

そんな彼らが
1st mini albumを
8月3日にリリースすることに。

タイトルは"ten bear(s)"だ。

収録曲は以下のとおり。

1. I know you
2. 十匹の熊（テンベア）
3. サイコ
4. yeah yeah yeah
5. タバコ
6. アンテナ
7. ニューイングランドの王たち

もうライブではおなじみになっている定番曲から、
新曲、未発売曲も入っている。

彼らの名刺と言っても過言ではない。

ゆっくりなものも、
スピード感あるもの、
パワフルな曲、
全てが彼らなのだ。

そんな彼らの音にぜひ触れてみて欲しい。

少しずつだが、
彼らの波が作られている。
この夏には彼らの音に飲み込まれ、
溺れるぐらいになればいいと本当にオレは思う。

-----Set List-----
1. サイコ
2. I know you
3. 十匹の熊（テンベア）
4. アンテナ
5. ニューイングランドの王たち
6. ダンスパーティーの夜
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