Siriの愛のある手ほどき
photo By Issa Fakhro
iPhone4Sには"秘書"と呼ぶべき存在が中にいる。
彼女の名前は"Siri"。
彼女はこちらが声で伝えたことに対して
従順なままに何でもしてくれる。
伝われば、意味が通っていれば何でもしてくれる有能な彼女。
そして、私は日本人だ。
小さい頃から英語を学んでいるにしても
時に言葉が出てこないこともある。
そんな私にも彼女は優しくエスコートしてくれる。
"Siri"を起動すると、"What can I help you with?"の文字の隣に"i"の文字がある。
これをタップすると、
彼女のできることを教えてくれる。
例えば、音楽。
"こういうことを言ってもらえたら…"
彼女はそのままに振舞ってくれる。
"Play some blues."
彼女はiPhoneに入っているブルースの中から1曲が奏でてくれた。
例えば、カレンダー。
彼女に予定を告げれば、
カレンダーに予定を書きこんでくれる。
行きたい場所を告げればその場所へも行けるし、
場所がどこかも教えてくれる。
時間に厳しい人にとっては、
タイムスケジュールも管理してくれる。
彼女の"i"に触れれば、優しく、言葉を教えてくれる。
伝えれば、彼女はその通りに振る舞う。
そんな彼女のことを有能で、
美しい秘書と言わずにはいられない。