LAID BACK OCEAN 2011 1st ONEMAN tour “MY STORY” in 2011.11.18 at 渋谷CLUB QUATTRO

LAID BACK OCEAN MEMBER

LAID BACK OCEAN


彼らの
激しくも、
美しい旋律。
彼らが奏でるピアノロックは唯一無二。

そんな彼らの初のワンマンライブツアーが開催。

LAID BACK OCEAN 2011 1st ONEMAN tour “MY STORY
11月18日(金) 渋谷CLUB QUATTRO

今日はそのライブのことを振り返って、
思い出を形にしたいと思います。


個人的な話だけど、
渋谷CLUB QUATTROに行くのは
本当に何年ぶり。

昔はこんな感じのものはなかったっけ。

2011.11.18 MY STORY pic 2

さて、話を戻そう。


今回は彼らのワンマンライブ。
前回は7月18日の海の日だった。

OCEAN'S DAY!! DREAM REPAIRS 〜夢の修理屋 5 + 6 CORE PRIDE 〜 - Hello, My Innocent.

あの日から彼らはまた新しい曲を携え、
そして、新しい表現力を手にしているに違いない。
そう確信するのは、きっとこの胸の高鳴りが原因じゃない。

それはツアータイトル"MY STORY"というものに込められた思いからなんだと思う。


開演は19:10。
SEが鳴り響く会場内の音楽が一瞬で消え、
照明も暗くなる。

会場全員の胸が高鳴る。
そして、湧き上がる声。


1曲目は新曲。
なだらかで美しい旋律。
これこそLAID BACK OCEANという音だった。

何度も繰り返す"心は揺れている"の歌詞が本当に揺らされる。

そして、次は1st mini album"夢の修理屋"のリード曲、
カップラーメンジェネレーション。

一気に会場に波が生まれる。
そして、声を上げる。

その流れで新曲"FRIDAY NIGHT(仮)"
Pf. ○貴のコールアンドレスポンスで
新曲ながらも会場は1つに。
疾走感のある曲。まさにドライブに似合う曲だった。


次は「自分の道は自分で決める!」の強い言葉。
ツアータイトルにもなっている"MY STORY"を披露。
感情がむき出しになる曲。
メンバー全員の気持ちが演奏にも現れる。
特に間奏の○貴の弾き倒す姿はライブでも名物になっている。

そして、"wataridori"では手を高く上げ、みんなで大合唱。

新曲"選択の自由"はLAID BACK OCEANでは珍しいポップな曲。
メンバーがクラップを促しているのも珍しかった。


スローテンポ、"永久歯"。
Gt. KAZUKIのバックコーラスが
この曲にマッチしているし、ギターも鳴いているっていう感じがしてすごく好きな曲。


後半戦は"STAR RAIN ~空のおちこぼれ~"からスタート。
Ba. YUTAROのこの曲の流れるベースラインは本当にカッコイイ。


おそらく、LAID BACK OCEANの曲の中で一番人気のある曲。
"何も起こらない日の希望"。

ピアノロックの真髄とも呼ぶことができるこの曲は名曲。
しかし、もちろんDr. SEIJIのビートも力強く鼓動、強く踏み込む一歩のようだ。

新曲"サーチライト"
実際のサーチライトを使ったパフォーマンスは
なかなか面白かった。

スローテンポかつ、津から強く胸に刺さる
"こんな僕らが戦うべきもの"では
"両手を上げてくれ!ここにいるって教えてくれ!"と叫ぶVo. YAFUMIの声には
毎回胸にグッと来るものがある。

ラストは"土の記憶"
ゆるやかに、感情がそこにあって、
美しい音があっという間に通りすぎて行ってしまう。



今回の"MY STORY"で感じたことは
まるで誰かのSTORYを見ているような感じだった。

それはもしかしたら、人というべきものかもしれないけど、
ゆったりとしたものもあれば、感情がむき出しのものもあったり、
涙がこぼれそうな曲もあったり、
さらには、アップテンポの曲があったり…


それはまるで人間そのもののように、
いろんな側面をライブで表現しているようだった、と思う。

人間っていうのは
いろんな感情を持っていて、
常にポジティブで、前向きで、強い…なんてありえない(と思っている)


そこに涙があって、
弱音を吐いたり、
もがいている。

それこそが人間なんだと思う。


MCでYAFUMIも言っていたっけ。

"ROCKが好きな人っていうのは、きっと何かが欠けている人間なんだと思う。だからROCKを聞くんだ。"


何かが欠けている。
それは絶対に欠陥っていう意味じゃなくて、
全ての人間がそういうものだと思っている。

だから手を取り合うことをするし、
助け合うこともするし、
お互いのことを認めることもする。


そういう何かを埋めてくれそうな気がした。

LAID BACK OCEANは
音で心の隙間を埋めてくれたり
心の中にある何か形にできないものを形にしてくれたり、
名前をつけてくれたする。


そういう共有できる気持ちや思いがあるから
このバンドを好きでいるんだなぁ、と思いました。


ちょっと外れましたが、
そんなことを感じたライブだった。


あ、忘れていましたが、
アンコールは"カップラーメンジェネレーション おかわり"

いつまでも笑顔が耐えなかったな。
その分、会場の激しさも半端無かったけどな(苦笑)


楽しい時間。
あっという間に過ぎ去って、
今がある。


またLIVEで会うその日まで"MY STORY"を生きていこう。