THE PINBALLS LIVE at 新宿LOFT 2011.08.21

新宿LOFTと言えば、
かの有名なバンドたちが
くぐり抜けた登竜門的、
憧れのライブハウスだ。

いろんなバンドがこの新宿LOFTのステージに上がってきた。

そして、今宵もまたバンドたちがそのステージに立つ。

THE PINBALLSのライブは
すさまじいぐらいにかっこ良くなってきている。

こう言ってはなんだけど、
自信に満ち溢れている。

前までは"僕ら"とかという一人称で自らを呼んでいたのが、
"オレたちがTHE PINBALLSだ！"とこちらを食って掛かるぐらいの勢い。

鋭い眼差しにこちらのテンションが上がる。

THE PINBALLSのライブは日々、成長している。
前回行ったライブとはまた違う顔が見えた。

心からのシャウトだったり、
アドリブを入れるギター、
煽るベースのうねり、
確実に生きをしているリズム。

いろんなものが常にある。

自分は何度も見ているから分かる部分があると思うけど、
本当に見る度にこうもライブが良くなっているのは本当にすごい。

THE PINBALLSというバンドは
ステージ上とフロアにいる時の顔は違う。

本当に好青年としかいいようがない人達だ。
それはもちろん本当の姿だ。

だけど、ステージに上がると違う。
確実にROCKしてる。

そのギャップに驚かされるけど、
こんなにもROCKしている姿を見ると、
なんか乗りたくなるんだよね。
等身大のROCKっていうんでしょうか。

背伸びしていない、そのままのROCKが毎回聴ける。

それがカッコイイのだ。

今日のライブは良かった。

言葉で言うのは簡単だ。

だけど、無理に伝えることもない。
あのライブでしか味わえない空気感だったり、
瞬間瞬間の動作。

全てが一瞬の内に過ぎ去って、感じて、
あっという間に終わってしまう。

ただ、彼らは本当にROCKしてる。
ずっと転がっている。

いつもは空腹時に飲むことをしないお酒を
ライブ終了後にはカウンターで注文していた。

いいライブを見ると、気持ちがいい。
また見たいと思う。

そして、自分までROCKしたくなる。

いいライブの1つの形って
きっとミュージシャンの気持ちが
伝わってくるライブだと思う。

楽しいという言葉だけになってしまう。
よかったという言葉だけになってしまう。

でも、その言葉の中にあるいろんな感情や情景はオレだけのもの。

最高の夜が本当に続いていることが幸せだね。

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◆LIVE SET
1. サイコ
2. I know you
3. 十匹の熊(テンベア)
4. プリンキピア
5. アンテナ
6. ニューイングランドの王たち
7. ダンスパーティーの夜
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