夏休みが終わる切なさの理由
夏休みが終わる。
この響きにどれだけの切なさが胸を包むことでしょうか。
夏は切ない。
それは誰もが一度は思ったことなんだと思う。
そう、夏は切ない。
この海の先には誰かが生きている。
それと同じで、
ビルの先には、
線路の先には、
この遠い空の下には
この夏に会った人達が生きている。
また会いたい。
そう思うのは、
別れ際に切なくなるからだ。
この夏に出会った人達はみんな大切な人で、
希望をオレにくれた人達ばかりだった。
そういう人達とやっぱり末永くつながっていたいと思う。
自分のルーツはやっぱ"出会い"とか"再会"っていう
誰かと会うことなんだな、と確信した。
そこから全てが始まるし、
そこから全てが動き出すような気がした。
この夏のこと全てが思い出だけにならないように
この胸にちゃんと刻みたいよ。