夜の風に吹かれて、そのまま落ちてしまったよ

EBISU NIGHT VIEW

今日は会社の人達と親睦会ということで
ビアガーデンに行って参りました。

おそらく、人生初のビアガーデン。

だけど、書くことはビアガーデンのことじゃないのです。

そこはハロー・マイ・イノセントのひねくれ感(苦笑)
親睦会といっても、
いつも顔を合わせるメンバーでございました。

だから、これといって親睦というものではないけど、
たまにはこういう会もいいんじゃない?という感じで
今日は夏の風物詩、ビアガーデンに。


最近、蒸し蒸しはしない夜。
なかなか涼しい風が吹いておりました。

夏の夜には風。
すごく気持ちが良かったです。


ビールはあまり好んで飲まないので、
梅酒の水割り、ロックをジョッキサイズで飲んでおりました。
(なぜか知らないけど、ジョッキサイズで来たのです…)

ほろ酔いな感じで
ふと振り返るとこの景色。


楽しい時間から一気に引き離されて
しんみりとした気持ちになりました。



夜の風は心を一気に染める力を持っている気がします。
ふとした瞬間にも心を盗む夜の風。


この景色は誰のものでもないけど、
自分の目に映る景色は、
自分の世界のもののような気がした。


お酒に酔えば、現実なんてものは少し遠い世界に置くことができるかもしれない。

だけど、なんとなく
今は現実をちゃんと見つめていたい気がするのです。


そんじゃ気が抜けないじゃないか!って言う人もいるかも知れない。
せっかくビアガーデンに来ているんだから、楽しまなくちゃいけないよ!って言う人もいるかもしれない。


でも、なんとなく、なんとなく、
今は現実から目を背けたりしてはいけない気がした。
ちゃんと目の前の景色をちゃんと見て、夜の風を心に纏いたい。



夜の風はそんなことを耳元で囁いてどっかいってしまいました。


楽しい時間の中にも
ふと何かに呼び止められる時。

そんな時間が夜に潜んでいて、
それが夜の不思議を心に持ってきて
オレを夜に落としたのでございました。




今日はそんな夜。