ピアノロックバンド"The Reign of Kindo"が奏でる美しい旋律
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ピアノという楽器にはおそらく、哲学や美学を秘めている。
クラシックからジャズ、ブルース、に至るまでピアノは必要不可欠な存在であり、
ピアノという楽器だけでも十分に"世界"を構築する事ができる。
そんなピアノとRockが出会うとまた違う世界が作られる。
今日はピアノとRockが融合したバンド"The Reign of Kindo"を紹介したい。
簡単なプロフィールを載せると、
Joseph Secchiaroli(Gt /Vo)
Steven Padin(Dr / Vo)
Kelly Sciandra(Pi / Rhodes/ Tp)
Michael Carroll(Gt /Sizes)
Jeffery Jarvis (Ba /Vo)
の5人からなる2006年結成のニューヨーク出身のバンド。
美しいピアノロック。
ピアノロックバンドと言われているが、
Jazz色がちょっと強く、そこまでRock色は強くない。
むしろ、ソファーにもたれ、ゆったりと聞き入るような音楽が多い。
そして、驚くべきことに彼らの全ての楽曲がYouTube上にアップされている。
YouTube Mix for Reign of Kindo
ライブ映像ではないが、
スタジオで彼らの演奏している様子が
多く公開されている。
その中でも個人的に好きな楽曲を上げてみる。
- The Reign of Kindo - Needle & Thread
Bメロからサビに至るまでのピアノの旋律がたまらなく好きだ。
(YouTubeの動画上では1:50あたりから)
おおげさすぎる表現かもしれないが、
"人生、運命の何かが少しずつ変わっていく"という大きなストリームがあるように感じた。
- The Reign of Kindo - Just Wait
大人の雰囲気が漂う曲だ。
特にJoseph Secchiaroliのギターがセクシーだ。
- The Reign of Kindo - Flowers by the Moon
ゆったりとしたJazz。
ストリングスの美しい旋律と
ピアノ、歌声がマッチしている。
- The Reign of Kindo - Nightingale
タイトル通り、夜に聞きたい曲。
星空を見ながら、深い夜に同化していくような気持ちになれる。
いかがだろうか。
The Reign of Kindoの魅力はおそらく、
ピアノの持つ美学がそのまま音楽に表れているところだと思う。
繊細かつ、時に大胆な旋律を奏でるピアノ。
そして、それに寄り添うようにJoseph Secchiaroliのギターと歌がある。
彼らの音楽を聞くと、
音楽は"美しいもの"ということを教えてくれる気がする。
彼らの音楽はiTunesでも配信されている。
iTunesでは一部のアルバムしか配信されていないことが残念だが、
彼らの音楽を少しでも気になった方はぜひ聞いてみてほしい。