SPEC 〜翔〜 から 〜天〜へと繋がる軌跡を辿る #spec

金曜ドラマ 『 SPEC (スペック) 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』 | TBSテレビ
photo from official site.

ついに4月1日(日)にSPEC 〜翔〜が放送された。

皆さんは目撃しただろうか。
衝撃的なだいたい2時間ぐらいだった。

今日は感想も踏まえて、
SPEC 〜翔〜 から 〜天〜へ繋がるものを追っていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレを含んでいるので、
知りたくない方は要注意していただきたい。

SPEC 〜翔〜で明かされた最大の謎

TVドラマシリーズの最終回は
戸田恵梨香演じる当麻紗綾の不気味な微笑みで
締めくくられた。

当麻紗綾はSPECホルダーなのか。
または第三者がSPECを発動させたのか。

その謎が深まるばかりだったが、
ここに来て謎が全て解けた。


しかし、それは非常に切ない背景があった。


結論から言えば、
当麻紗綾もSPECホルダーだった。

死者と繋がる能力のSPEC。

最終回での場面では
死んでしまった一十一(ニノマエジュウイチ)とつながり、
銃弾を全て回避し、津田を倒すことができた。


その能力が今回のSPEC 〜翔〜ではキーとなっていた。

家族を失い、
会いたいと願う
当麻紗綾。

彼女の"左手"に宿ったSPEC。

今回のSPEC 〜翔〜のラストのシーンは切なかった。

SPECを持っているが故の思い、
そして、一十一が左手を失わせたことで生まれた自身のSPECとの決別。
しかし、また生まれる当麻紗綾のSPEC。


最後に病を処方する海野を召喚した
当麻紗綾が海野に依頼した願いに胸がグッと来た。

瀬文と当麻との絆がまた1つ生まれた瞬間でもある
このラストシーンはSPEC史上ベストシーンの1つに選ばれるのではないだろうか。

ネタ満載、仕掛け満載のオンパレード

SPECの監督堤幸彦監督は天才だと思う。

今回のSPEC 〜翔〜でどれだけの
ネタを仕込んでいたのだろうか。

数えればキリがない。

ゲッツ、
多摩クリステル、
葬儀の引越し屋、
サトリの踊り…。

ふざけているとしか言えない…が、
これが本当に絶妙に作られている世界観。

本当にうますぎる。

ゲッツに関しては、
後半、本家のダンディ坂野を出してくる。
(しかも、SPECホルダーとして…)

戸田恵梨香もマジメなシーンでアダモちゃんのギャグをしたり、
神木隆之介も同じく…。



…と、笑いとシリアスの融合。
絶妙過ぎる。

SPEC 〜天〜に繋がるキーワード

映画『SPEC〜天〜』OFFICIAL SITE

映画版公式サイトから拝借すると、
このキーワードは押さえておくべきものだと思う。

  • SPEC
  • 未詳
  • 当麻紗綾
  • 瀬文焚流
  • 野々村光太郎
  • 津田助広
  • 一十一
  • 御前会議
  • シンプルプラン
  • ファティマ第三の予言
http://www.spec-movie.jp/12keyword/index.html

今回のSPEC〜翔〜でも出てきた
"御前会議"と"シンプルプラン"という言葉は
SPEC 〜天〜では最も重要なキーワードだと思う。

更に深まるSPECの謎。
明らかに今回のSPEC 〜翔〜を見ずして、
SPEC 〜天〜は十二分に楽しむことができない。

SPEC 〜翔〜で生まれた当麻と瀬文との絆。
そして、ここから始まる未来。

全ては
4月7日(土)のSPEC 〜天〜につながり、
その軌跡は終着点へと向かっていく。


まだ
SPEC TVシリーズを、
SPEC 〜翔〜を
観ていない人がいるならば、
「観なっせ」と当麻紗綾ばりに言いたい。

今回は異例の事態であったが、
SPEC 〜翔〜の放送数日後にDVD & Blu-rayが発売される。
ぜひともチェックしておきたい。

SPECは名作であり、事件だ

全てが衝撃的な瞬間だ。

見逃せない。

4月7日(土)から全国ロードショー。
SPEC 〜天〜は本当に見逃せない。

TVシリーズだけでも名作だ。
そして、SPEC〜翔〜はその名作を翔びたった、
SPEC 〜天〜へと。

まだ前売り券を
手に入れていない人がいたら、
映画館へ走れ。

間に合う。

その目で事件を目撃し、見届けるんだ。


今からでもわくわくする。
そう、「高まりゅ〜!」と叫ばずにはいられない!


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